松岡昌宏が三たび女装「ミタゾノ」続編は伊野尾らと

テレビ朝日系ドラマ「家政夫のミタゾノ」のパート3に主演する松岡昌宏(右)。左から川栄李奈、伊野尾慧

TOKIO松岡昌宏(42)のテレビ朝日系主演ドラマ「家政夫のミタゾノ」のパート3が、4月から放送されることが14日、分かった。

前作と同じ金曜午後11時15分から放送。話題となった女装姿も引き続き披露し、新キャストのHey!Say!JUMP伊野尾慧(28)と元AKB48川栄李奈(24)が加わる。

松岡は、家政婦紹介所に所属する男の家政婦、三田園薫(みたぞの・かおる)を演じる。男性ながら家事全般を完璧にこなしてしまう「一流家政夫」だ。

前作では剛力彩芽(26)演じる家政婦とタッグを組んでいたが、今回は伊野尾と川栄の2人が相棒となる。伊野尾は社会経験を積むため家政婦紹介所に入った男性家政夫を、川栄は高いスキルを持つが勝ち気でうたぐり深い家政婦を演じる。

同作は16年10月期に放送され、同時間帯では高い平均視聴率7・7%を記録。18年4月から放送されたパート2も、平均6・7%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

同局によると幅広い層から愛される人気ドラマになり、3年たらずの短い期間でパート3放送が決まったという。00年からスタートした同局の「金曜ナイトドラマ枠」では、「トリック」や「特命係長 只野仁」などに続く人気ドラマシリーズの仲間入りを果たした。

松岡は、「『家政夫のミタゾノ』の基盤となっているのは、市原悦子さんの『家政婦は見た!』です。どんな作品も続けていくことが大事なんだと思います」と言い、先月亡くなった市原悦子さんの主演ドラマで約25年間放送された「家政婦は見た!」に敬意を表した。「自分の代表作の1つとして、少しでも長く続けていきたいと思いますし、伊野尾くんと川栄さんという新たなパワーもお借りして、頑張っていきたいです」と意気込んだ。

◆「家政婦のミタゾノ」 女装姿の一風変わった「一流家政夫」の三田園が、派遣されるごとに家庭の秘密を知ってしまい、問題点や秘密を暴くうちに人間関係を崩壊させ、同時に家庭の再スタートへのきっかけを作っていく。三田園はパート2のラストで「I’ll be back」と言い残し走り去っており、パート3の冒頭ではアラブのとある国にいる。余貴美子(62)演じる家政婦紹介所の所長から日本に呼び戻され、物語が再開する。