<リクエストアワー

 セットリストベスト1035>◇21日◇東京ドームシティホール

 元AKB48で女優の前田敦子(23)が21日、卒業後初めてAKB48のステージでAKB48の曲を歌唱し、観客たちを驚かせた。東京・後楽の東京ドームシティホールで行われたAKB48のライブイベント「AKB48リクエストアワーセットリストベスト1035」の初日公演に出演した。

 1曲目の「夢の河」の歌い出しで、いきなり白い衣装の前田が登場した。予想外のサプライズに、ファンたちは「うおおおおおおおおおおお!?」とどよめいた。途中で歌詞を間違える場面もあったが、同期の高橋みなみ(23)小嶋陽菜(26)らとともに歌いきると「あっちゃ~ん!」と大歓声を浴びた。

 その後のトークで、高橋みなみが「1曲目。あれ、敦子本人でてきたよね?

 去年も『夢の河』は敦子の映像が流れるだけだったから、今年もそうかなって思ったら…『本人いるやーん!』って。1曲目からピーク。ブチ上がりましたね」と振り返った。後輩の高橋朱里(17)が「たかみなさんの後ろに、前田さんが、背後、背後…みたいで」と言うと、高橋みなみが「背後霊って言うな!」と突っ込んでいた。

 出演後、前田は関係者を通じて「歌詞間違えちゃったけど、楽しかったです」とコメントした。

 前田は、12年の8月にAKB48を卒業。13年7月に行われた札幌ドームコンサートに出演していたが、「タイムマシンなんていらない」などのソロ曲3曲を歌ったのみだった。