ももいろクローバーZ佐々木彩夏(18)が4日夜、東京・新宿バルト9で行われたアニメ映画「聖闘士星矢

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 SANCTUARY」(さとうけいいち監督)オールナイト上映イベントに、自慢のロングヘアから一変、ショートヘアで登場した。この日は演じたヒロインの城戸沙織こと女神アテナの冠と、真っ白なドレスを着て登場。入場時に客席はどよめき、「あーりん、かわいい!!」と大声援に沸いた。参加は急きょ決まったといい「今日のために髪を切って来ました。それくらい、気合が入ってます!!」と胸を張った。

 ウエストくらいまであったロングヘアーをバッサリ切ったと、会場全体が驚いたサプライズだったが、実はウイッグを着けての“ドッキリ”だった。関係者によると、アテナの髪が切られる劇中のエピソードを、ウィッグを着けて再現したという。そのために冠と衣装も自前でそろえてきたといい、上映会に参加した石川界人、赤羽根健治、岡本信彦、小野賢章、野島健児も驚いていた。

 佐々木はこの日、別の仕事を終えた足で都内の劇場に行き、マネジャーらと3人で「聖闘士星矢

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 SANCTUARY」を見たという。「自分の名前がエンドロールに流れた時は『私だよ!!』とアピールしました」と笑みを浮かべた。

 本格的な声優に初挑戦した作品だけに、思い入れも強かったようだ。観客のリクエストに応じ、各声優がアドリブで演じたラストシーンを壇上で再現した後「すごくうれしかった」と感慨深げに話した。そして最後に「いきなり(イベントに)来たのに、温かく迎えていただいてありがとうございます。私にとって、大切な大切な作品です。皆さんに、もっともっと星矢のことが好きになってほしいです」とあいさつした。