31日に開幕するプロ野球公式戦を前に、兵庫県尼崎市の「尼崎中央三丁目商店街(尼崎中央3番街)」で29日、「日本一早い阪神タイガース優勝祈願マジック点灯イベント」が行われた。

 アーケード内につり下げられている鳥居「参虎殿(さんこでん)」で優勝祈願祭を行った後、阪神の優勝セールを告知するマジックボードにマジックナンバー「143」が掲げられると、集まった商店主やファンら約150人が「六甲おろし」を大合唱。ジェット風船を飛ばし、阪神の12年ぶりのリーグ優勝を願った。

 「日本一早いマジック点灯イベント」は今年で通算15回目を迎え、プロ野球開幕前の風物詩として地元に定着している。

 同商店街振興組合の寺井利一理事長(55)は「金本監督の2年目は勝負の年。若手選手にメドが立ち、糸井選手も加入した。戦力的にも整った。どんな戦いを見せてくれるのか。すごく楽しみ。まずはリーグ制覇や!」と気合を入れた。