自民党の役員人事で、筆頭副幹事長に就任した小泉進次郎衆院議員(36)は20日、筆頭副幹事長として初めて選挙応援に入った。

 選挙戦ラストサンデーを迎えた茨城県知事選(27日投開票)で、同党が推薦する新人候補の応援のため、取手市など2カ所で街頭演説。JR取手駅前では約1000人の聴衆を前に、「今ここにいる24歳以下の人は、今の現職以外の知事を見たことがない」と、6期24年を務めて7選を目指す現職の多選に触れ、「10年後にどうなるか分からない社会には、どんなリーダーが必要か。茨城を誇れる街にするため、歴史をともに変えましょう」と、世代交代の必要性を訴えた。

 また、元高校球児らしく、ご当地野球ネタでも聴衆を沸かせた。「高1の時、(茨城の強豪校)竜ケ崎第一高校や常総学院に練習試合に来た。もちろん連敗でした」と笑わせ、同県出身の楽天美馬学投手にも触れ「とうとう開幕投手になりました」と持ち上げた。