将棋の最年少プロ棋士・藤井聡太六段(15)が勝てば七段昇段が決まる竜王戦ランキング戦5組準決勝の日程が決まった。5月18日に関西将棋会館で船江恒平六段(30)と対戦する。日本将棋連盟が20日、発表した。

 船江は日本将棋連盟常務理事の井上慶太九段(54)の弟子で、“藤井キラー”の一門となる。これまで師匠の井上、門下の菅井竜也王位(25)、名人戦挑戦者になったこともある稲葉陽八段(29)はそれぞれが対藤井戦で白星を挙げ、一門での成績は3勝0敗。

 藤井は準決勝に勝てば、「六段昇段後、竜王戦ランキング戦で2期連続昇級」という、昇段規定を満たすため、史上最年少での七段昇段が決まる。