日本海小樽沖で夜ヒラメを狙って出掛け、期待通りの大型が釣れた。23日、40~65センチサイズが1人1~4匹。途中で潮が止まり食いが渋る苦しい条件ながら、50センチ超6匹を含め船中19匹とまずまずの釣行だった。

 シーズン到来のヒラメ釣りを楽しもうと、凌駕(高橋満義船長、【電話】090・7058・4829)に6人が乗船。午後6時に小樽港から出漁し、水深35~40メートルを攻めた。明るいうちは中型ヒラメが単発でヒット。明かりが入ると沈黙に…。約1時間後の午後9時ころからまた釣れだした。潮の動きとともに船も多少流されながら、ポイントでは続けてヒラメが釣れ、60センチ前後の大型も上がった。ラインを出してリールのドラグを調整し巻き上げると、良型イナダも釣れた。

 潮が止まると魚の食いが渋くなり、巻き上げ途中でバレたり、タモ入れ寸前で針から外れることもあった。この海域にはイナダが回遊しているためか、マイカはいなかった。仕掛けのタコベイトの色はピンクやオレンジなど蛍光色が好調だった。釣果はほかにイナダとクロゾイが船中数匹。

 高橋船長は「夜ヒラメ狙いはポイントが多く、今後も続く」と話していた。今回は厳しい条件だったが、今季初の小樽沖で夜ヒラメ釣りに挑戦し、十分な手応えを得た。

【リポーター・竹鼻雅己=62】