紀東・紀伊長島で大型グレが狙い時だ。多彩な魚種が釣れることで人気の高い「石倉渡船」(日刊銀鱗倶楽部加盟店)だが、今年はフカセ釣りでの大型グレが好調に釣れ続いている。3月初旬から同所のウワテ磯(八ノ瀬、ゼニバコ、イガミヤド等)で例年になく50センチ級グレが好調。5日に鈴鹿市の黒川さんが50センチを釣り上げたのを皮切りに、12日には大和郡山市の関さんが今年最長のでっぷりした53センチを仕留めたほか、18日には名古屋市の柴田さんと、同市の間瀬さんが各50センチをゲット。19日には鈴鹿市の森さんが52センチを、20日にも京都市の青柳さんが50センチを釣り上げるなど、50センチクラスが連発している。

 同渡船スタッフも「50センチ級は、例年3月末ごろに釣れることが多いんですが、今年は初旬から続々とあがっています」と話す。チヌ釣り師ならば、年なし(50センチ超)級がひとつの目標であるように、グレ釣り師にとっても、50センチ超はクリアしたい目標であるに違いない。同渡船スタッフは「今年は、45センチ級も好調に釣れており、50センチ超も例年に比べかなり高確率で釣れるかも」と話している。また、そのとき好調な磯は、現地で船長がマップで教えてくれる。天候不順などで、水温が不安定になれば、いつ釣れなくなるのかわからないとのことで、この機会に、ぜひ50センチ級を狙って釣行してみてはいかが?

 問い合わせは、石倉渡船【電話】0597・47・0712。