北海道遊釣倶楽部のシーズン2回目の大会が10日、せたな町大平川~須築漁港間で19人が参加して行われた。風も波も1メートルほどの好条件。最長51・3センチのアブラコをはじめ、クロソイも40センチ台の良型が数多く上がり盛り上がった。

 審査は2匹身長+5匹重量。優勝した大杉和洋さんは1692点という記録的な高得点を出した。茂津多に入釣し、暗い時間帯からオオナゴを餌に遠投を繰り返しソイの40センチ台を釣り、午前5時ころには大型51・2センチを上げた。同8時ころには47センチのアブラコが白貝に食いついたという。

 2位は須築でヤリイカを1本掛けにソイを狙った太田良弘さん。49・8センチを筆頭に10匹以上をゲット。良型アブラコも釣り、こちらも1555点の高得点だ。

 3位の福原則和さんは、赤岩で暗い時間帯からアブラコの入れ食いに当たった。餌のカツオが良かったようで、ホッケも加え1332点。5位の高橋宏照さんがオコツナイで51・3センチのアブラコを釣り身長賞。素晴らしい釣果に恵まれ、日本海の釣りを満喫することができた。【リポーター・藤本康隆=43】

 ◆北海道遊釣倶楽部(10日、大平川~須築漁港)▼総合(2身+5匹)<1>大杉和洋1692点<2>太田<3>福原<4>土本<5>高橋▼身長 高橋宏照アブラコ51・3センチ(敬称略)