兵庫・淡路島沖の青もの&マダイが絶好調で釣れている! 今秋は、ベイトフィッシュのウルメイワシが多いようで、それをメジロやマダイが追い回しており、活性がすこぶる高い。

明石漁港の「丸松乗合船」(日刊銀鱗倶楽部加盟店)によると前回の大潮回りにハマチ、メジロが爆釣しておりメジロ中心に船中40~50匹の大釣り。大阪の小川さんが92センチ、13日には100センチのブリも上がっている。マダイも活況で25~45センチの食べごろサイズが船中51匹、67匹も釣れている。

ハマチ、メジロは生きアジの飲ませ釣り。底までオモリを落とし、1メートルほど切って待つだけ。アジが逃げる前アタリがきたらドキドキタイムのスタート。そのあと竿先が一気に舞い込む。引きも強烈で最速7ノットの明石海流に乗って走る豪快なファイトが味わえる。

マダイは専用サビキ仕掛けを底まで落とし、中層までゆっくり引き上げ(1秒にリールを1巻き)、食いを誘う。コツコツコツとアタリが出ても、合わせたり、止めたりせずにそのままリールを巻き続けて食い込ませる。早合わせは禁物だ。

青もの、マダイともにイワシをたっぷり捕食しているだけによく肥えており、食味も抜群。イワシの反応が濃い日には、サビキにイワシを掛けてそのまま青ものを食わせてしまう、落とし込み釣りも楽しめる。

青ものの出船は大潮回り(マダイは要確認)。小潮回りはタチウオ釣りに切り替わる。10月からはカワハギ釣りも始まり、10月10日以降は状況次第でマダコも狙う。ターゲットが豊富な明石沖で秋の船釣りを満喫してみてはいかがですか。

問い合わせは、丸松乗合船【電話】090・6981・4620。青ものの飲ませ釣りは7500円。マダイは8500円。林崎漁港には「小松乗合船」(日刊銀鱗倶楽部加盟店)【電話】078・923・8711がある。