平昌(ピョンチャン)五輪のフィギュアスケート男子で銀メダルを獲得した宇野昌磨(20=トヨタ自動車)が18日、平昌のジャパンハウスで一夜明けの記者会見に臨んだ。

 前夜から今朝にかけてはテレビ出演などをこなし、眠たそうな表情を見せながらも「メダルをもらってしばらく時間がたちましたが、変わらずオリンピックの2位ということに実感はないです。2位という結果はうれしく思います」と振り返った。

 メダル獲得後から友人のお祝いメッセージを数多く受け取った。一方で「家族からは連絡はありません。僕が連絡を返さないので、連絡がないんだと思います。友達にはなるべく手短に返しました」と普段から連絡がまめではない宇野らしい一面を素直に明かした。

 次の大きな目標は3月にイタリアで行われる世界選手権になる。「(金メダルの)羽生選手や(銅メダルの)ハビエル(フェルナンデス)選手のような、ジャンプの完成度の高さが足りていない」とさらなる成長へのキーワードを掲げた。