雨巧者の吉原恭佑(30=伊勢崎)が、回復した走路で巻き返した。2日目2Rは8枠から好スタートを決め、すぐに2番手へ。3周1角で先頭を奪い押し切った。

 実績のある湿走路の初日は3着だったが、良に近いぶちでの1着奪取。「乗りづらいしめりはりがない。前節優勝戦のシリンダーに戻す」と前を向く。2日目は5R。16年のG1プレミアムカップ以来のグレード戦2回目の優勝へ、まずは勝ち上がりが目標だ。