日本競輪学校(滝沢正光校長)の113期生と114期生(ガールズ7期)の卒業記念レース(卒記)が静岡・伊東競輪場で行われた。

 藤根俊貴(23=岩手)が卒記王者に輝いた。岩手勢の優勝は佐々木一昭氏(67期)以来2人目。「力を出し切って終わろうと思っていたら、残り1周でいけそうだったので勝ちにいった」と白い歯を見せた。順大時代は国体ケイリン3位など実績を残し在校成績は6位。決勝メンバー中、同い年の5人とは大学時代からしのぎを削ってきた戦友だった。「昔から戦ってきた連中。みんなの練習意識が高くて相乗効果があったと思います」と仲間への感謝を口にした。