優勝戦は下出卓矢(31=福井)がイン押し切りを決めて今年3回目、尼崎では初Vを飾った。

進入は落ち着いた3対3の枠なり。下出はインからコンマ14のトップタイミングで、1Mは慌てることなく先マイに成功。差した安達裕樹(35=三重)が猛追したものの、振り切って逃走態勢を築いた。安達は2着まで。外マイを放った平田忠則(41=福岡)が、追いかける橋本年光(43=兵庫)をさばいて3着入線。2、3連単とも1番人気と順当な決着で幕を閉じた。