年末の頂上決戦出場へのラストバトルが始まる。「ROAD TO チャレンジカップ」のカウントダウン連載第1回は大会を展望する。今年はビッグネームが勝負駆けに追い込まれている。特にグランプリ(GP)の顔である松井繁が13年連続23回目のGP出場へ正念場。女子賞金11位の寺田千恵もクイーンズクライマックス皆勤出場へ勝負だ。(賞金ランキングは13日現在)

【男子】昨年は女子の小野生奈が出場したが、今年は及ばずに男子のみ。

初日ドリーム戦は選出上位順に(1)毒島誠(2)井口佳典(3)峰竜太(4)中島孝平(5)守田俊介(6)笠原亮で争われる。賞金2位の白井英治、同7位の吉川元浩はF休みで不出場だ。今年の、ボーダー18位前後の争いにはビッグネームが多い。15位にSG9冠の池田浩二、16位に同5冠の菊地孝平、17位に同6冠の石野貴之がいる。そして現役最多SG12冠を誇る松井繁が21位で試練の勝負駆けとなる。SG11冠の山崎智也は10月の児島周年Vなどで賞金32位に付け逆転圏内。2年ぶりのGP出場をもくろむ。

【女子】G2レディースチャレンジカップの初日ドリーム戦は、選出上位順に(1)小野生奈(2)長嶋万記(3)山川美由紀(4)中谷朋子(5)遠藤エミ(6)竹井奈美。ボーダー近辺には6年連続クイーンズクライマックス出場中の寺田千恵が11位の勝負駆け。4年ぶりの出場を狙う守屋美穂も12位に踏みとどまる。大躍進の大山千広も15位まで追い上げてきた。【窪寺伸行】

※明日は「コース特徴」