峰竜太(33=佐賀)がインからコンマ02のトップスタートを決めて押し切り、芦屋周年3連覇を飾った。2着は篠崎仁志。2周2Mで松尾拓を差した岡崎恭裕が逆転で3着に入った。

スタートは冷や汗ものだったが、「見えていました。02くらいかなと思いましたよ」と冷静に振り返る。2コースから握ってきた岡崎の攻めにも「握ってくるかなと半分くらい思ってましたからうまく対応はできましたね」と会心の勝利に満足げだった。

18年の賞金王が19年のG1初戦も制し「G1を取れたからグランプリに少し近づけたかな。今は勢いがあるからこの先も取っていきたい。自分が引っ張っていきたいですね」と頼もしい。今後は25日から江戸川周年に出走。2月9日からはまた九州地区選で芦屋に帰ってくる。「地区選も優勝を狙います」。今の峰ならあっさり有言実行してもおかしくない。【馬場勲】