S級予選7Rは吉武信太朗(25=愛媛)が先行態勢に入った谷田泰平を一気にたたいて逃げ切り、予選からの準決一番乗りを決めた。ライン2車で番手は競りというレアなレースになったが「(後ろが競りでも)やることは変わらないから。出切るのもスパッと行けたし、踏み直しもきっちりできました」と満足そうに振り返った。

一方、吉武の番手を取り切って2着の中田健太は「お客さんは(競った峰重祐之介の)2番車よりも自分を買ってくれてたから、付き切れて良かった。日刊スポーツは僕に対抗は付いてなかったけど」と、記者に向けてちくりとひと刺し。