今泉友吾(29=東京)がルーキーシリーズ初、通算3回目の優勝を通算200勝で飾った。2着は吉田裕平、3着は永井彪也が入った。

石丸海渡がスタート展示同様にピット離れで遅れて123・564の進入になった。今泉はまくる松尾充を抑えて先マイ。まくり差しを狙った吉田をバックストレッチで振り切った。「外が見えましたが、自分の足は悪くなかったし、先に回れる見え方でした」と1M後には勝利を確信。予選道中と同様に落ち着いたレース運びで王道の逃げを決めた。

現勝率はキャリアハイの6・82をマークして、今期勝率(5月以降)は7点を超える。13年5月のデビューからスタート無事故を続けているが、間違いなく地力の上積みができている証拠だ。

次走は27日からの江戸川一般戦で、9月には三国ヤングダービーに出走予定。「まずはG1で結果を出せるように」と、今後の抱負を語った。