女子サッカーの国際親善大会アルガルベ杯(3月1~8日、ポルトガル)に出場する日本代表「なでしこジャパン」が23日、都内に集合した。海外でプレーするDF熊谷紗希(26=リヨン)とFW岩渕真奈(23=Bミュンヘン)を除く21人が羽田空港に集合した。

 19年女子W杯フランス大会、20年東京五輪を見据え、高倉麻子監督(48)の就任後初の国際大会となる。羽田空港で取材に応じた高倉監督は「どれくらいやれるのか未知数だし楽しみ。いいチームが集まるので」と笑顔で話した。

 昨年のこの大会はリオデジャネイロ五輪アジア最終予選と日程が重なったため不参加だった。また15年は9位と苦戦した。指揮官は「また、強いという印象を持ってもらえるような結果になれば」と選手たちに期待を寄せた。