日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)は試合後「ちょっと厳しい結果、いろいろな情報は入ったが全てポジティブじゃない」と、不満をにじませた。

 この日は、後半15分にMF三竿健斗(21=鹿島)とFW中島翔哉(23=ポルティモネンセ)、同26分には日本代表に半年ぶりに招集したFW本田圭佑(31=パチューカ)を相次いでピッチに送り込んだ。

 そして敗色濃厚となった中、三竿の右からの浮き球パスを中島が左足で合わせ、代表初ゴールを決め、新戦力が結果を出した。それでも、ワールドカップ本戦で対戦するセネガルを仮想したマリに苦戦しただけに「セネガルへの準備は出来ていない」と一刀両断し、早々にフラッシュインタビューを打ち切った。