日本協会の技術委員会が23日、東京・JFAハウスで行われた。約3時間、今後の日本代表監督選定の要件などが議論された。同委員会は代表強化を取り仕切り、監督推挙も行う。取材に応じた関塚隆技術委員長は「次の監督に対してどういう要件が必要か、いろんな意見が出ました。日本の今までやってきたもの、日本の良さを引き出しながらやっていく、継続性と次に向かうところを含めた監督を選んでいこうというのが結論」と話した。細かい要件については語らなかった。

 日本協会は、ワールドカップ・ロシア大会後の日本代表監督候補として、同コーチで20年東京オリンピック代表のU-21(21歳以下)日本代表の森保一監督の兼任プランを検討している。今後、W杯での結果も踏まえて、兼任が可能かどうかなど技術委員会を中心に多角的に可能性を探る。また、この日は代表チームを統括するナショナルチームダイレクター職を復活させる案も出た。