サッカーワールドカップロシア大会を前にした親善試合・ガーナ戦(30日・日産スタジアム)に臨む日本代表合宿が27日、東京近郊で行われた。

 11対11のゲーム形式の戦術練習では、主力組が「3-4-3」、サブ組が「4-4-2」のフォーメーションでスタートした。

 【1本目】

 「3-4-3」の主力組はFW大迫勇也がトップ、右FWに原口元気、左FWに宇佐美貴史。ボランチはMF柴崎岳とMF山口蛍。左ウイングバックはDF長友佑都、右ウイングバックはDF酒井宏樹。3バックは左からDF槙野智章、DF長谷部誠、DF吉田麻也が入った。

 「4-4-2」のサブ組は2トップにFW武藤嘉紀とFW浅野拓磨。左MFに香川真司、右MFに本田圭佑、ボランチはMF大島僚太とMF井手口陽介。最終ラインは右からDF遠藤航、植田直通、昌子源、酒井高徳の並びになった。

 26日の1本目の戦術練習では、本田圭佑が右FW、原口元気が右ウイングバックに入っていた。この日は本田がサブ組になり、原口が1列前の右FWを試された形だ。サブ組に入った本田は、酒井高、香川との連係で主力組の最終ラインを崩す場面を演出するなど、持ち味を発揮していた。

 【2本目】

 主力組は「3-4-3」。FW岡崎慎司が1トップに入り今回の合宿で初めて戦術練習に加わった。本田が右FW、香川が左FW。ボランチはMF大島と山口のコンビ。右ウイングバックに原口、左ウイングバックに長友。3バックは左から昌子、長谷部、吉田の並びだった。

 サブ組は「4-4-2」。2トップにFW大迫と武藤、左MFに宇佐美、右MFに浅野。ボランチは柴崎とMF三竿健斗。4バックは右から酒井宏、遠藤、槙野、酒井高が入った。