日本代表MF柴崎岳(26=ヘタフェ)が12日、古巣のACL初制覇を喜んだ。

大分合宿初日の練習後に取材エリアで立ち止まり「長年、手にすることができなかったクラブ悲願のタイトル。同期の昌子(源)や土居(聖真)には祝福の連絡もしましたが、知っている選手も多いですし、僕としても非常にうれしく感じました」と表情を崩した。

自身の在籍時は1次リーグ敗退を味わうなど、苦しんだアジアの舞台。その頂点についに立つ姿を見て「OB含め、今まで携わってきた方が積み重ねてきたものが、今回の優勝につながった」と伝統を思い起こし「鹿島は偉大なクラブ。その大きさを、あらためて実感できましたし、これでまた新たなステップに進めるんじゃないか」と、通算21冠目より先へ、期待感を口にした。