日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(60)が12日、東京・港区で合同取材に応じた。

 -W杯に向けて新たなスタートを切るが

 「相手におびえながら戦うのではなく、自分たちのサッカーを持って対応していく。このチームは体調面がひどくなければピッチで自分たちのサッカーを具現化できる」

 -長谷部主催の食事会が行われたそうだが

 「長谷部から夕食会をやろうと誘いがあった。代表や日本協会のスタッフの家族も招待してくれた。その家族や子供とも話せた。海外出張が多いので、私への恨みも薄れたかな(笑い)」

 -3バックについては

 「W杯では完成度が高くないと使えない。完成度が高まれば貴重なオプションになりうる。3バックと言うと守備的なイメージがあるが、私のものはより攻撃的なもの。どのシステムも一長一短があるので選手の能力と相手を見て決める」