G大阪の長谷川健太監督(50)が、元日本代表DF闘莉王が加入した名古屋に警戒心を強めた。

 14日は万博練習場で、次節名古屋戦(17日、アウェー)に向け調整。J2降格の危機にひんする名古屋は、前節新潟戦(10日)から一時は引退状態だった闘莉王が復帰。長谷川監督は「瀕死(ひんし)の状態で猛毒を打ち込んだ。そこにピクッと反応した」と名古屋の状況を独特の言い回しで表現。その上で「化学反応が起きて(新潟戦で)勝ちにつながったわけですからね」と警戒した。

 それでも長谷川監督は「長年やっているので、闘莉王のいい面も悪い面も知っている」と攻略法をイメージした。

 セカンドステージは首位川崎Fに勝ち点2差の3位。逆転Vへ、まずは闘莉王擁する名古屋から勝ち点3を奪う。