腰痛のため離脱していたセレッソ大阪の韓国代表GKキム・ジンヒョン(29)が、次節横浜戦(4月1日、金鳥スタ)で復帰する可能性が高まった。

 29日は大阪・舞洲練習場で調整。激痛のため4日浦和戦からリーグ3試合を欠場。一時は韓国に帰国して治療に専念していたが、元気な姿を見せた。

 既にC大阪U-23(23歳以下)の一員として、26日のJ3リーグ北九州戦で実戦復帰。まだ万全ではないが、尹晶煥監督は「もう大丈夫そうです。少し(患部に)ハリはあるようだが、試合に影響するものではない」と説明。横浜戦で起用する方針だ。

 故障のためW杯アジア最終予選に臨む韓国代表からも外れた守護神は「痛みがピークの時は、靴下も、パンツを履くことも1人ではできないほどだった。腰なので、まだ違和感はあります」などと話した。それでも金は「もう1試合も抜けられる試合はない」と気を引き締めた。