J2モンテディオ山形が愛媛FCとの因縁対決に0-2で完敗した。前半33分にゴール前でのこぼれ球を押し込まれて先制されると、5分後にはCKからダメ押しされた。山形はチーム得点王(3点)のFW瀬沼優司(26)を始め、前年まで愛媛に所属していた4選手を先発させたが、反撃できずに2連敗を喫した。今季から山形で指揮を執る前に、愛媛を2年間率いていた木山隆之監督(45)は「完敗だった。愛媛の方がすべてにおいて上回っていた」と下を向いた。

 シュート本数もわずか5本に終わり、今季4度目の無得点に終わった。木山監督は「動き出しが少なかったり、ボール回しが遅かったり。フィニッシュにいく以前の問題」と首をかしげた。5月3日の水戸、同7日の名古屋とのホーム2連戦で仕切り直す。