アルビレックス新潟の三浦文丈監督(46)が退任することが6日、分かった。7日にも発表される見込み。

 新潟のシーズン途中の監督交代は昨年の吉田達磨監督(現甲府監督)に続いて2年連続。開幕から10試合での交代はクラブ最短になる。

 三浦監督は昨年J3長野を3位に導き、今年新潟の監督に就任した。新潟では13、14年に当時の柳下正明監督(現金沢監督)の下でコーチを務めていた経験があり、前年15位からの立て直しを期待されていた。

 だが、10節を終えた時点で1勝2引き分け7敗、勝ち点5の17位と低迷。5日の川崎F戦では0-3で敗れ、今季初の3連敗を喫した。上昇の兆しが見えない現状の責任を取る形になった。

 後任は未定だが、昨年の吉田監督解任後も暫定的に指揮を執った片渕浩一郎コーチ(42)の内部昇格が有力視されている。