J1ベガルタ仙台MF中野嘉大(24)が、24日のルヴァン杯アウェー北海道コンサドーレ札幌戦で、移籍後初の先発出場が濃厚となった。

 今季川崎Fから期限付き移籍で加入して開幕レギュラー候補だったが、キャンプ終盤に左膝内側靱帯(じんたい)損傷で離脱。負傷を乗り越えて、仙台初先発をほぼ手中に収めた。

 23日のミニゲームで中野は主力組に入り、左ウイングバックでプレー。「プロでタイトルはない。いい順位で来ているので、しっかり勝ちたい」と4年ぶりの準々決勝進出、その先の同杯優勝を見据えて意気込んだ。

 同戦は24日午後7時から札幌ドームで行われる。ドームでのサッカーは初めてだが、「グラウンドが少し違うらしいが、そんな気にはしない。まだ(コンディションは完全には)戻っていないと思うので、明日も感触を確かめたい」と語った。