浦和レッズが0-2で済州に敗れた。前半7分に先制を許し、後半ロスタイムには追加点を決められた。08年以来、9年ぶりの8強進出へ、31日のホームでの第2戦で90分以内で勝ち抜くには、3点差以上の勝利が必要となった。

 相手の術中にはまり、アウェーで痛い黒星を喫した。警戒していた速攻から2失点し、ペトロビッチ監督は「試合前にカウンターだけには気をつけようと話していたが…」と嘆く。観衆わずか1913人の会場を覆った曇り空のように、ベスト8への道にも暗雲が垂れ込めた。苦手とするスピードとパワーを前面に出すタイプの相手にまたも力負けしたが、監督は「浦和はホームで力を発揮する」と力説。今季何度も大量点を決めている本拠地での「後半戦」となる第2戦に逆転の望みを懸ける。