Jリーグは26日、2016年度の各クラブ(3月決算の柏レイソル、ジュビロ磐田、YSCC横浜を除く)の経営情報を開示し、J1とJ2で参加資格を失う債務超過や3期連続赤字のクラブは14年度から3年連続でなかった。

 J1、J2の単年度赤字はベガルタ仙台、ザスパクサツ群馬、FC町田ゼルビア、ツエーゲン金沢、京都サンガFC、カマタマーレ讃岐、愛媛FC、V・ファーレン長崎の8クラブに倍増し、愛媛FCは2期連続赤字となった。ライセンスの条件が異なるJ3はグルージャ盛岡が2期連続、福島ユナイテッドFC、ガイナーレ鳥取、FC琉球は単年度赤字。

 営業収入のトップは浦和レッズの66億600万円。クラブワールドカップ準優勝などの賞金を得た鹿島アントラーズが55億8200万円、市立吹田スタジアムが完成して入場料収入が増加したガンバ大阪が51億4600万円で続いた。