ブラジル代表やジュビロ磐田などを率いた広州恒大(中国)の名将ルイス・フェリペ・スコラリ監督(68)が、余裕の表情で笑った。

 29日、茨城・カシマスタジアムでアジア・チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦鹿島戦(30日、カシマ)の前日会見に出席。直前に鹿島の石井監督が逆転8強に自信を示したことを中国メディアに伝え聞くと「それでいいんじゃないですか」。チームは風邪の症状を訴える選手も発生しており「フェリペ監督もお疲れの表情では?」と問われると「私は、もともとブサイクなので」と会場を笑わせた。

 23日の第1戦にホームで1-0で勝ち、0-1以外の1点差負けや、引き分けでも準々決勝進出が決まる有利な状況。「すべて計画通り。明日もアントラーズと素晴らしい試合ができると思う」と、自信の表情は石井監督以上だった。