アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は今日30日、決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、鹿島アントラーズは広州恒大(中国)とホームで対戦する。第1戦で0-1と敗れたが、先発が有力なFW鈴木優磨(21)は逆転8強に自信を見せ、プロ初のハットトリックまで目標に掲げた。

 鹿島FW鈴木が本拠カシマで8強進出の主役を担う。今大会ホーム3戦すべてで得点し、計4得点。90分で勝つには2点差以上の勝利が必要なだけに、プロ初のハットトリックの期待を寄せられると「それがFWとしての役目。とれたらいい」と目を輝かせた。相手守備を「ボールウオッチャーになる場面も多い。組織というより個の強さ。Jリーグよりも自分の情報が伝わっていないのでやりやすい」とし、強気な姿勢を貫いた。29日は茨城・鹿嶋市で調整し、右太もも痛で離脱していた植田、西の両DFも先発復帰する見込みとなった。