川崎フロンターレは14日、韓国で行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の水原戦でサポーターが旭日旗を掲げ、アジア・サッカー連盟(AFC)から執行猶予付きの無観客試合などの処分を科されたことで、AFC内の委員会に上訴し反論理由書を提出した。

 4日にAFCから届いた処分理由では「インデペンデントリサーチ(独立した調査)をしたところ、旭日旗は一部の国や地域において差別的であると考えられている」などと記されていた。クラブは同調査の中立性などを問う反論を提出。クラブの藁科義弘社長は「旭日旗は政治的、差別的なものではないと言い続けている立場は変わらない」とし、AFCからの回答を経て今後の対応を検討する。