ガンバ大阪が今季で契約が切れる長谷川健太監督(51)に続投を要請したことが20日、分かった。

 クラブ幹部は「ガンバの成長とタイトルを考えてくれる監督は長谷川監督しかいない」と明言。就任5年目の指揮官に厚い信頼を寄せ、8月中という異例の早さで誠意を伝えることにした。今季は育て上げたMF堂安がシーズン途中で海外移籍し、負傷者も相次ぎ苦戦。前日19日柏戦に敗れ8位と優勝は厳しくなっているが、同クラブ幹部はこの日「今、少し負けているからといって、彼よりいい監督はいない」と手腕を高く評価した。今後は単年、複数年契約など長谷川監督の希望も聞きながら、具体的な交渉に入っていく模様だ。