鹿島アントラーズがPK戦で連覇が消滅した。歴代3位タイの天皇杯通算57試合出場となったMF小笠原が後半18分にDF昌子の先制点につながるパスを見せたが、後半ロスタイムに痛恨の失点。

 地元弾を勝利に結びつけられなかった昌子は「ボールをとられてカウンターを受けることが多かったし、もっと時間の使い方を考えないと」。残るタイトルは首位に立つリーグ戦のみ。「中3日が続く連戦なので、29日の札幌戦に向けて体も休めて切り替えないと」と前を向いた。