ベガルタ仙台のMF梁勇基(35)が、26日のホーム横浜F・マリノス戦への出場に意欲を示した。10月1日の浦和レッズ戦で右ふくらはぎを負傷し別メニュー調整を続けていたが、23日に行われた練習でチームに本格合流し、ミニゲームでは控え組に入って軽快な動きで好調をアピールした。今日24日の紅白戦で53日ぶりに実戦復帰を果たす。

 この男が入るだけでこうも違うのか。横浜を想定した控え組に入った梁が、ミニゲームの空気を一変させた。20分間、実戦さながらの激しいプレーで完全復活をアピールすると、ピッチ上にピリピリとした緊迫感が漂った。練習を終えた梁は「痛めた部分は完全に大丈夫。今年最後のホームゲームなので。試合に出てなんぼな世界なので、もちろんそこへ向けしっかりと準備していきたい」と復帰に意欲を示した。

 今季はリーグ戦24試合に出場し2ゴール。10月の負傷離脱で5試合欠場するなど結果が出ていない。まずはメンバー選抜の基準となる紅白戦で存在感を発揮し、ベンチ入りを目指す。