アルビレックス新潟は20日、韓国Kリーグチャレンジの釜山アイパークから元日本代表DF安田理大(30)を獲得したことを発表した。

 安田はG大阪時代にU-20日本代表としてU-20W杯、08年にはU-23日本代表で北京五輪に出場。各年代別代表で主力として活躍した。09年には日本代表にも選ばれ、国際Aマッチ通算7試合出場(1得点)の実績を持つ。JリーグではG大阪のほか、磐田、鳥栖、神戸、名古屋でプレー。海外クラブは10年から13年にフィテッセ(オランダ)に所属と、欧州での経験もある。

 左右どちらもできる攻撃的なサイドバックで、攻守にアグレッシブなプレーが身上。鈴木政一監督(63)が掲げる「クリエーティブでアグレッシブな攻撃サッカー」にもフィットしそうだ。新潟は昨季右サイドバックだった小泉慶(22)が柏に移籍。サイドバックの補強が急務だった。

 安田はクラブを通じて「新潟の地で皆さんとともに、1年でJ1に上がれるよう、持っている力を100%出すので、厳しく、そして愛のある応援をよろしくお願いします」とコメントした。