凍傷も辞さない覚悟-。鹿島アントラーズは18日、鹿嶋市内でACL1次リーグ第2戦のアウェー水原(韓国)戦に向けて紅白戦を行った。

 水原は冬季五輪開催中の平昌(ピョンチャン)と同緯度で、試合日の21日は最高気温が5度、最低気温は氷点下4度に下がる予報。13日に水原より南部にある全北で行われた柏戦でもグラウンドは凍っていたという。だが、常に半袖で試合をするDF植田直通は「そこは変わりない」とスタイルを変えない考えだ。

 高校時代から着るのは半袖だった。「二の腕に服があるのが嫌いなんです。試合になれば、最初は寒いけど、後から暑くなる。だから『ま、いっか』って」。

 FW金崎の先発復帰が濃厚な一戦へ「ピッチや気温の状況に、自分たちで反応して判断を変えていく」と大岩監督。植田も「自分たちから仕掛けていく」。武闘派の鹿島の闘将は氷も溶かす熱く激しいプレーで、敵地での勝ち点3に挑む。