ガンバ大阪の期待の新人2人が開幕戦でJ1デビューを飾った。東福岡高出身の新人MF福田湧矢(18)は先発で60分間出場。ダブルボランチの一角として、攻守に奮闘した。「ミスは少なくやれた。でも、前に仕掛けたり決定的なパスは少なかった」。ベテランMF遠藤から「思い切りやれ」と声を掛けられ、落ち着てプレーした。

 17歳の高2FW中村敬斗は後半24分から途中出場。同33分にはDFをかわしてシュート、1分後には一時の同点弾を演出した。この日は昨年U-17W杯インド大会でチームメートだった17歳の名古屋DF菅原が先発。中村は「僕はベンチスタートだったので、悔しい。マッチアップすることはなかったけど、一緒にピッチで戦えてうれしかった」。この日は無得点に終わったものの「J1のピッチに立ってやれることは分かった。点を取って貢献したい」と、次節のアウェー鹿島戦でJ1初ゴールを狙う。