FC東京は16日、高校2年生プロのU-19日本代表MF久保建英(17)が横浜F・マリノスに期限付き移籍すると発表した。レンタル期間は15日から12月31日まで。契約により、東京と対戦するすべての公式戦に出場できない。高校在学中に異例の決断に踏み切った久保は、クラブを通じてファンにコメントした。

 「このたび、横浜F・マリノスに期限付き移籍をすることになりました。優勝争いをするチームに少しでも貢献するため、日々の練習に取り組んできました。ただ、自分がもっと成長するためには、新たなチャレンジが必要だと考え、今回の決断をしました。このような機会を与えていただいたクラブには感謝しています。しっかりと成長できるように、これからも頑張っていきたいと思います。引き続き応援をよろしくお願いします」

 また、新天地の横浜からもコメントを発表した。

 「今回、横浜・Fマリノスでプレーできるチャンスをいただき、感謝しています。(相手選手の)間で受けてからのドリブルやシュート、状況判断が自分の得意なプレーだと思っています。チームの目標達成のため、全力で頑張りたいと思いますので、ご声援をお願いします」