清水エスパルスは18日、1日のオフを挟んで静岡市内で練習を再開した。今季初の金曜日開催となる21日はホームでガンバ大阪と対戦。終盤での守備の改善が連勝への鍵になりそうだ。

15日の柏レイソル戦は2試合ぶりの白星を挙げるも、2失点。1日のベガルタ仙台戦に続き、2試合連続でロスタイムに失点した。ヤン・ヨンソン監督(58)は「集中力を欠いた事例。納得がいかない部分でもある」。前節勝利したことで順位は12位から10位に浮上したが、手放しで喜べる状況ではない。

さらに、現在チームは8試合連続で失点中。ロスタイムでの失点は最下位長崎と並びリーグワースト(4失点)と、終了間際の戦いに課題を残している。今季も残り8試合。1試合の結果で順位が入れ替わる状況下では、1得点の重みも増してくる。ヨンソン監督は「守備は改善の余地がある。しっかりやらなければいけない」と気を引き締め直した。【神谷亮磨】