14位の横浜F・マリノスが先発を大幅変更で残留争いから脱出する。19日、横浜市内で22日のジュビロ磐田戦(ヤマハ)に向けて調整。紅白戦の主力組では前節の浦和レッズ戦に出場した日本代表MF天野やFW遠藤ら5人を代え、MF中町、久保らが入った。

ポステコグルー監督は「いろいろ見たかった」と言葉を濁したが、練習後は主力組に入ったドゥシャンとチアゴ・マルチンスのセンターバックコンビと話し込むなど、戦いへの意気込みは強い。勝ち点はJ1参入プレーオフに回る16位柏レイソルと同じで自動降格圏の17位ガンバ大阪とは2差。それでも指揮官はオーストラリア代表監督時代の経験を持ち出し、「1年間12試合で1度しか勝てなかったが、翌年のアジア杯を制することができた。苦しい時にどう成長するか」と立て直しに自信を見せた。