J1横浜F・マリノスは21日、横浜市内で22日のアウェー磐田戦(ヤマハ)へむけて調整した。

ポステコグルー監督はミーティングでセットプレーでの反省点などを選手に伝えたといい「いいパフォーマンスを結果につなげるには、90分間を通して集中を切らさないなど、細かな部分を直していかないといけない。(降格圏の)17位のG大阪とは2ポイント差だが、上も勝ち点が詰まっています。下を見る必要はない」と力を込めた。

前節浦和戦はロングボールからディフェンスラインの裏を突かれて決勝点を許しており、今週の練習では攻守における守備陣の動き方の確認などにも時間を割いた。DF山中亮輔(25)は「決めきるところとか、簡単な失点をなくしたり、あとちょっとのところだと思う」と結果の出ない現状へのもどかしい気持ちを明かした。今季はここまで全試合に出場するなど、主力として指揮官の信頼を得ていたが、浦和戦では後半38分に途中交代。先発出場した試合での途中交代は、左足を痛めて前半27分に退いた9月1日の柏戦以外、今季初のことだった。「足は大丈夫。自分のパフォーマンスが良くなかったからだと思う」と反省し、「(磐田には)ホームで対戦したときに結構やられましたし、目に見える結果を出して勝ちたい」と雪辱を誓った。