ジュビロ磐田MF中村俊輔(40)が、古巣を相手に躍動することを誓った。21日は、今日22日のホーム横浜F・マリノス戦に向けて磐田大久保グラウンドで最終調整。中村にとっては今季初の古巣戦に、トップ下で先発する方向になり、思いを語った。

「100%の力を出し切ることが(横浜への)リスペクト。ホームだし、勝ち点3を取りにいくような躍動感ある試合にしたい」

横浜は今季、リーグ最多43得点の一方で、45失点はリーグワースト2位だ。5月2日の前回対戦では、ショートカウンターから得点を重ねて3-1。この試合を負傷欠場した中村も「中盤でボールを奪ってからのカウンターが効くと思う」と分析し、「受けに回らず、プレッシャーをかけていきたい」と言った。

チームは残り8戦で暫定11位。混戦のリーグで、横浜戦、湘南戦と続くホーム2連戦をどう戦うか。40歳の司令塔には、勝利のイメージができている。【前田和哉】