川崎フロンターレが、風間八宏前監督が指揮をする名古屋グランパスを3-1で下した。首位のサンフレッェ広島がFC東京と引き分けたため、勝ち点差を1試合未消化ながら4に縮めた。

エースFW小林悠(30)は、1点差に迫られた後半18分に、DF車屋紳太郎(26)のクロスを右足で流し込み貴重な追加点を挙げた。だが、直後の後半27分、自ら交代を要求しベンチに下がった。小林によると、試合前のミーティングから汗が出て、試合前のウォーミングアップから下半身に力が入らなくなったという。試合が始まれば体が動くようになることを期待したが、回復せず交代を要求した。小林は「脱水症状のようで体が重かった。守備にもいけなくなって、チームに迷惑を欠けると思って」と振り返った。中3日で湘南戦、さらに中2日でアウェー長崎戦と連覇に向け過密日程のいばらの道が続くが、エースは「けがではないので、寝て食事とって回復し、連戦に備えたい」と話した。