ジュビロ磐田MF荒木大吾(24)が、天皇杯2戦連発弾を狙う。22日は、明日24日の天皇杯準々決勝ベガルタ仙台戦(午後7時、ヤマハ)に向け、磐田市内で約2時間の調整。「リーグ戦とは違って、一発勝負。アグレッシブなプレーをしていきたいです」と話した。

荒木は、7日の清水戦、21日の長崎戦とリーグ2試合連続途中出場。積極的な仕掛けから攻撃のリズムをつくったが、ゴールネットは揺らせなかった。「自分のプレーができたことは自信になりましたし、ここ(仙台戦)で結果を出せれば、(今後の)リーグ戦にも自信を持って臨める。僕にとっては、重要な試合になります」。

チームとしても、勝てば準優勝した04年以来の4強進出だ。現在6戦連続勝ちなし(3分け3敗)のリーグ戦に向けても、弾みがつく。仙台には今季2戦2勝と相性が良く、荒木は「チームとして次のステージに進むためにも、全員で攻撃的な姿勢で臨みたい。しっかりと準備をします」と言葉に力を込め、グラウンドを後にした。【前田和哉】