セレッソ大阪は18日、FW杉本健勇(26)が来季から浦和へ、MF山村和也(29)が川崎Fへ完全移籍すると発表した。

杉本はクラブを通して「帰ってきてからの3年間を振り返るといろいろな思いが胸にこみ上げて来ます。必ずJ1に上げるという気持ちで帰ってきて、それを達成することができ、翌年チーム史上初タイトルと2冠をとることができたのは僕の人生の中で一番最高の瞬間で、とても幸せな時間でした。このクラブを離れることは正直想像できませんでしたが、今回の決断は自分自身の成長のために不可欠だと信じています。セレッソの一員として戦えたことを本当に誇りに思っていますし、これからもずっと応援しています」とコメントした。

杉本はC大阪の下部組織で育ち、10年7月へトップ昇格。ロンドン五輪前の12年東京Vへ移籍し、同年夏にC大阪復帰。15年に川崎Fへ移籍したが、翌16年に当時J2のC大阪へ再加入していた。J1に昇格した17年にはJ1得点ランク2位となる22点を挙げ、ルヴァン杯と天皇杯優勝にも貢献した。

山村はクラブを通して「C大阪に移籍をして長いようで短いようなすごく濃い3シーズンを過ごせました。次は違うチームでシーズンを迎えますが、温かく見守っていただけたらうれしいです」とコメント。16年に鹿島から加入していた。