INAC神戸の文弘宣会長が11日、今季限りでの退任の可能性を示唆した星川敬監督(36)について「来年以降もやってもらおうと思っている」と、続投を要請する意向であることを明かした。文会長はなでしこリーグ杯決勝後の同監督の発言について「あれは悔しさから出たもの。負けた選手たちへのメッセージだと思っている」と説明。「うちの攻撃的なサッカーを任せられるのは彼しかいない。プロ意識の高い本人の希望で1年契約にしているが、この先10年、20年とやってほしいし、将来的には女子の代表監督にもなってほしい」と、揺るぎない信頼感を強調した。