ワールドカップ(W杯)ロシア大会1次リーグD組第2戦で、初戦でメッシのPK失敗もあって引き分けに終わったアルゼンチンは21日、白星スタートの難敵クロアチアと対戦する。負ければ16強入りが厳しくなる重要な一戦で、エースの復調が期待される。

 20日の記者会見に臨んだアルゼンチンのサンパオリ監督はメッシの擁護に徹した。「アルゼンチンが勝てなければ、みんなレオ(メッシ)のせいにする。それはあまりに不公平だ」と強調。攻撃面でも「彼にマークが集まれば、フリーになった他の選手を使えばいい」と連係プレーを求めた。

 一方、普段はバルセロナ(スペイン)でメッシとプレーするクロアチアの大黒柱ラキティッチは「完璧な試合をしてレオを止めたい。アルゼンチンと戦えるのは特別な機会。素晴らしい日になるだろう」と意気込んだ。